まず、装飾の深さが美しい。
モールディングの彫りは浅くなく、陰影がしっかりと出ています。縁のレリーフにも立体の厚みがあり、ただ型で抜いたような軽い樹脂装飾とは異なる重さを感じさせます。
塗装も均一な金一色ではありません。
ところどころに赤味や黒味が残る仕上げで、わざとらしいエイジングとは違う、層を重ねたような奥行きがあります。量販の“整いすぎたゴールド”とは質感が異なります。
アンティークではありません。
けれど、安易に雰囲気だけをなぞったミラーでもありません。
この大きさのミラーは、実際に探してみると選択肢が多くありません。
その中で、ここまでデザインがきちんと成立しているものはそう多くはないと思います。それだけで十分な価値があります。
大きな鏡は空間を広く見せてくれるので、
壁面を大きく使いますが、圧迫感は感じにくいかと思います。
無機質なコンクリートの空間にも合いますし、古材の床も良いですね。
ヴィンテージのラグはもちろん、モダンな白いじゅうたんの上でもきれいに映えます。
置く場所によって表情は変わりますが、印象の芯はぶれない一台です。







































